
こども育成学科
子どもたち一人ひとりの
生きる力とよろこびを育む
保育者を育てます
お父さんやお母さんに話しかけるときに見せる、あのうれしそうな笑顔。
絵本を読んでもらっているときに見せる一所懸命な瞳。
子どもたちのひたむきな姿や笑顔を見ると誰もが忘れていた大切なものを思い出します。子どもたちの笑顔、それは日本の未来です。幼稚園教諭・保育士は子どもたちの笑顔を支え、日本の未来を創る仕事です。
山陽学園短期大学「こども育成学科」は子どもと一緒に楽しみ、信頼関係がしっかり築ける幼稚園教諭・保育士を育てます。これまで多くの幼稚園教諭・保育士を社会に送り出しており、伝統に裏づけられた 就職率は常に100%。そして例年、約9割が専門職に就き、現場で活躍しています。
*主に午前中に授業を受け、通常2年間のカリキュラムを3年間で学ぶ「3年コース」も選択できます。幼稚園教諭二種免許状
保育士資格
社会福祉主事任用資格
認定病児保育スペシャリスト
幼稚園
保育園(保育所、企業内保育所、病院内保育所)
認定こども園
社会福祉施設
主な就職先はこちら

学びの特色
豊かな感性を育てる
キャンパス内に附属幼稚園があり、年間を通じて子どもの発達と成長を学ぶ機会が豊富にあります。そうした学びから子どもの好奇心や探求心を肌で感じることで、子どもに寄り添い、子どもに共感できる豊かな感性を育むことができます。
新しい発見がいっぱい!
保育の表現技術を学ぶ授業では、「子どもはこんなことを喜ぶんだ!」「こんなことまでできるんだ!」といった新しい発見がいっぱい!保育者としての感性が芽生え、磨かれます。

確かな実践力を養う
身体を使った遊びや運動、読んだ絵本の内容をまとめておく「絵本ノート」、身近な“もの”をつかった造形遊びなど、保育の現場ですぐに役立つ実践的 な授業を行っています。また、多様な実習やボランティアの機会が数多くあり、学んだ知識・技術を活用することで、確かな実践力を養うことができます。
他に類をみない豊富な実習の機会で、実践力を養います。
特に本学独自の「子育て支援実習」では、2年間を通して子どもと関わり、保育知識と技能を高めることができます。

子育て支援能力を養う
子どもの健やかな成長のために、食育や病児保育について学ぶ授業を設けています。また、「親子交流広場」などの子育て支援活動を通じ、保護者や地域との連携・支援に必要な知識と技術を実践的に学び、“信頼される”幼稚園教諭、保育士、保育教諭になっていきます。

一人ひとりの適性や目標にあわせた支援
病児保育スペシャリスト【資格支援】
もっと教えて!Q&A
こども育成学科についてもっと教えて!
Q. 幼稚園教諭と保育士はなにがちがうのですか?
Q. ピアノが苦手で弾き歌いを経験していなくても大丈夫ですか?
Q. 保育職に期待されているのはどういったことですか?
Q. 3年コースって何が違うの?
Q. 実務を体験する学外実習はどんな施設で行うのですか?
Q. 保育教諭とはどんな仕事ですか?
Q. 卒業後はどんなところへ就職するのですか?
就職サポート
手厚い就職サポート
抜群の就職率には理由があります
長年にわたり、県内外の保育・教育現場に優秀な人材を送り出してきたノウハウがあります。一人ひとりの学生の想いを大切に、本人の個性と希望に応じた就職個別指導を実施。専門職と一般職の2本立ての就職支援で、履歴書の書き方から、筆記試験・実技試験まで、徹底的にサポートします。また、卒業後も就職に関する支援ができるよう、研修や情報提供などの体制を整えています。入学してから、卒業、そして卒業後のフォローまで一貫した支援体制を準備しています。

卒業生の声
卒業生Message


勤務する山陽学園短期大学附属幼稚園では在学中からボランティアをさせてもらっていました。すると2年次の教育実習中に副園長先生が「当園に勤めませんか」と声をかけてくださり、そのときの感激は今も忘れられません。
また、入職1年目から3歳児クラスの担任に抜擢してもらい、すべては学科の先生方の手厚い指導のおかげと感じています。今後も学びの成果を十二分に活かし、子どもたちの成長を支えていこうと思っています。


入職1年目は2歳児を担当したのですが、0歳の頃から園にいる子どもたちにとって私は突然あらわれた“知らない人”。その壁を感じつつ短大で学んだスキンシップや遊びの大切さを心がけ、みんなが3歳児になった今は一緒に元気な毎日を過ごしています。
また、遅くまで預かる園児には、2年間で絵本100冊を読んで培った“読み聞かせ”のスキルを発揮し、楽しい時間をつくって寄り添うようにしています。


自分を試す意味もあって地元・徳島市の公務員採用試験にチャレンジ。先生方の熱心な指導のおかげで合格でき、徳島市立八万東保育所で担当する2歳児クラスの子どもたちと一緒に“笑顔”いっぱいの毎日を過ごしています。
また、子どもたちは日々成長しており、そのサポートに2年間の学びが活かせていることがうれしくて、今あらためて「山陽学園短期大学に進んで良かった!!」と思っています。


勤める園は地元の福山にあり、満3歳児クラスの担任が務まっているのは、短大の附属幼稚園で繰り返した実習や手遊びなどのスキルが身につく実践的な学びのおかげです。
思えば 広島の福山から遠距離通学する私を励まし、支えてくださった短大の先生方への感謝は尽き ず、恩返しの気持ちを込めて「保護者の方々から“石井先生が担任で良かった”と言ってもらえ るんです」と報告させていただきます。


オープンキャンパスに参加し「ここなら保育の専門知識がしっかり身につく」と思って進学、楽しく頑張った2年間を経て、子どもたちの成長に寄り添う“いま”を過ごしています。
そんな私にとって保育士になるのは中学生の頃からの夢。その実現につながった保育実習や童謡をたくさん弾き歌いしたピアノの授業をはじめ、在学中の学びを振り返るたびに「実践的だったな」と感じています。


保育士の資格と幼稚園教諭の免許、どちらも活かせる認定こども園「白ゆり」に勤務しています。たくさんの笑顔にかこまれ、たくさんの子どもたちから「いのうえせんせい!! 」と呼ばれる毎日はとても楽しいです。
運動や手遊び、ダンスや壁面装飾など、短大の2年間で身につけたスキルが日々役立っているのはもちろん、どんなことも相談できる先生方と出会えたのも私にとっては大きな財産です。


保育士として、初めて任されたクラスは0歳児。3人の子どもを担当し、食事や排泄の介助、遊びなどを通して、子どもたちの成長を応援しています。まだ保育士として駆け出したばかりで体力的にも精神的にも大変な面もあるけれど、クラスの子どもたちが立ったり、歩いたり、しゃべったりと、“できた!”が増えるたびに、仕事へのやりがいや喜びを感じています。
短大時代は、クラスメイトと励まし合って互いに保育者を目指しました。子ども向けのオペレッタを制作する授業は特に心に残っていて、みんなで遅くまで残り頑張ったことでクラスの絆が一層強くなりました。卒業してからもその絆は変わらず、みんなと連絡を取りあい切磋琢磨しています。私自身まだまだ未熟で先輩に助けられてばかりの毎日ですが、短大で一緒に学んだ仲間や子どもたちに負けないように私も日々成長したいです。